おばさん太りのタイプ診断

筋肉アップという解消方法の次は、毎日取り入れるお茶を活用しての解消方法です。毎日、薬草茶を飲む事で太りにくい体質へと改善していく効果があります。
まずは、具体的な話しをする前に、東洋医学の話から。
東洋医学の世界では、身体は3つの要素で構成されていると考えられています。その要素とは、『気(き)』『血(けつ)』『水(すい)』。それぞれの意味は以下の通りです。
気:体を動かすエネルギー
血:血液の質や量
水:リンパ液、胃液、涙などの血液以外の水分
これら3つの要素がバランスよく、そしてスムーズに流れている状態が、健康といわれている状態として東洋医学では言われており、太り過ぎず、痩せすぎずに身体を維持できているとされています。
逆に、この3つの要素の中でどれかが弱まっていたり、崩れていたりする状態は、体調に異変を感じたり、体脂肪も蓄積されているという事になります。1つが崩れれば、他の2つの要素も崩れていってしまうので、それぞれは連動しています。
ですが、崩れの原因はこの3つのどこかという事になります。ということは、弱まっている要素を補ってあげる事で、太りやすいという体質を変えていく事が出来るのです。
同じおばさん太りといっても、タイプは様々です。ベストな方法としては、漢方薬や薬草茶、そしてツボ療法に薬膳という組み合わせなのですが、手軽に始める事が出来るのが薬草茶。
ですので、まずはこの3つの要素の中で、どれが自分の中で弱まっているのかを把握して、それに合った薬草茶を毎日身体の中に取り入れる事で、体質が改善し、おばさん太りを解消していく近道でもあります。

それでは、あなたの肥満のタイプはどれに当てはまるでしょうか。まずはそこを探っていきましょう。
●おばさん太りのタイプ診断●
肥満のタイプを水・気・血に分けて大きく3つに分けてあります。自分がどれに当てはまるのかどうか、チェックしてみて下さい。
≪水が弱っている人=水太りのタイプ≫
・皮下脂肪が太ももやお尻につきやすい
・足がむくみやすい
・下半身が太りやすい
・肌が色白
・疲れやすい
・頭がおもい
・ニキビが出来やすい(吹き出物も含む)
・痰が出る
・なんとなくだるいと感じる
≪気が弱っている人=ストレス太りのタイプ≫
・ストレスをためやすい
・生活や食事が不規則

・情緒が不安定
・胃が弱い
・イライラすると食欲が高まってしまう
・食べる量にムラがある
・頭痛、特に側頭部辺りが痛む
・目が充血しやすい
・怒りっぽい
・貧乏ゆすりをしてしまう
・お腹を中心として太っている
・お腹が張っていて苦しい為にベルトを締めるのを嫌がる
・顔色は普通か青みがかかったような色をしている
・ダボダボの服を着る傾向が高い

それでは、自分のおばさん太りのタイプが分かったところで、それぞれのタイプにおススメな薬草茶をご紹介していきたいと思います。
薬草茶と共に、食事に関しても簡単に改善方法を解説していきますので、参考にしてみて下さい。
●水太りタイプの場合●
日本人の女性にとっていちばん多いのが、この水太りのタイプになります。色白でむくみやすいという特徴があり、水分を外へと排出する機能が正常に働かない事で、余分な水分や体内のいらない老廃物がたまってしまいます。
外見の特徴としては、ぶよぶよとしています。見た目ほどに、体脂肪もそれほど高くないのが、この水太りのタイプです。
≪おススメの食事≫
疲れがたまりやすいという体質をもっている為、激しい運動をしてしまうと却って疲れ果ててしまい、基礎代謝が落ちてしまうので、軽いウォーキングから始めていき、汗をかく運動へと移行していくようにすると良いです。
そしておススメの食事は、まずは暴飲暴食をしないようにする事が重要な事。更には、身体を冷やさないように冷たいものの摂りすぎには気を付け、腹八分目までを目安にし、さっぱりとした味付けを食べるようにしていくのがおススメです。
≪おススメの薬草茶≫
体内の水分のバランスの乱れを整えていく事が必要なので、余計な水分を排出していけるよう、利用作用のあるハトムギや杜仲茶がおススメです。
・ハトムギ
ハトムギには、むくみ解消の他にも美肌効果もある事から、近年人気のある食材です。

ハトむぎ茶としてよく見かけるかと思いますが、ハトムギ茶でも煎じて飲む場合は、少々面倒さを感じるかと思います。今はティーバックでも販売されているので、とてもお手軽に摂取できるようになりました。その他にも、粉タイプもありますので、料理に使う事も可能ですよ。
成分としては、カルシウムに鉄などがありますが、ここでのポイントは、利尿作用です。これによって余計な水分を身体の外へと出してくれる働きがあるので、むくみの解消に効果が期待できます。
・杜仲茶
読み方は、”とちゅうちゃ”と読みます。このお茶は中国茶で、古の頃から健康茶として愛飲されているお茶です。中国原産である高木の葉を乾燥させたものが杜仲茶となります。
ダイエット効果として人気のあるお茶でもあるので、既に飲んだことのある方もいらっしゃるかもしれません。ティーバックとしても販売されているので、気軽にこちらも飲む事が可能です。
味は、独特の苦みがあり、癖も少しあります。ですが、苦みの後に甘味が来るので、始めの内は美味しくないなぁ…と感じる方もいるかと思いますが、身体が健康的な状態へと変化していくと、その苦手な感じもなくなっていきますし、慣れてしまえば毎日続けていける味となっています。
杜仲茶がおススメな理由は、アスペルシドと呼ばれる成分。これは脂肪の燃焼に働きかける作用があります。
小林製薬が発売されている、杜仲茶の場合、1.5?2?のお湯に対して2パックを煮出した杜仲茶を2か月間毎日飲んだ場合、その効果が出たという実験測定があります。

この他にも、メタボの改善も期待でき、代表的な症状と言われている、高血圧や高脂血症・高血糖等に効果があるとされています。これらに効く成分として入っているのが、植物性ミネラルとアディポネクチンです。
そして、体内に溜まっている老廃物を排出してくれる利尿作用ももちろんあるので、デトックスも期待できます。むくみやセルライトの解消が必要な、水太りの人には打ってつけのお茶となっているのです。
飲み方ですが、先ほどもご紹介したように少し癖があるので、そのままでは飲みにくいという方もいらっしゃるかと思います。そんな時には、冷やした杜仲茶を、ウーロン茶や麦茶などで薄めて飲んでみたり、身体を冷やしたくないという場合には、温かい杜仲茶にはちみつを入れるのがおススメです。
また、お酒を飲む際に杜仲茶割にする事でも飲みやすくなります。ただし、これは飲み過ぎには注意です。ほどほどにして下さいね。
飲む量ですが、1日約5杯くらいが良いでしょう。飲み過ぎる事で大きな副作用は健康茶なのでありませんが、利尿作用があるため、飲み過ぎればトイレへの回数が多くなります。また腎臓が弱っている方などは、カリウムという成分が杜仲茶に入っている為、摂りすぎないようにする事がポイントです。
そして、おススメの飲む時間というのがあります。それが食事時間。食事と一緒に飲むのが効果が高いと言われています。理由は油を分解してくれるから。食事の時には杜仲茶というように、毎日こつこつと飲み進めていって下さい。

●ストレス太りの場合●
こちらのタイプは、がっちりとした筋肉太りをしていて、肩がいかり肩、そしてずん胴という特徴があげられます。
ストレスによって、全身が緊張しているのでエネルギーの代謝が悪くなっている状態です。ですので余計な脂肪や老廃物がたまりやすい体質といえます。
≪おススメの食事≫
リフレッシュやリラックスする事が、ストレス解消には効果的です。ですので、食事に関しても、量はそのままにして、食べる食材の種類を多くするように改善していきましょう。その中に、バジルなどの香草を取り入れると尚良いです。香味野菜には気の巡りを良くしてくれて、気持ちをリラックスさせてくれる為です。また、甘酸っぱいフルーツもおススメですよ。
≪おススメの薬草茶≫
ストレスを感じている人には、よい香りを嗅ぐことで精神的な緊張をほぐしていけるので、リラックス効果が期待できるジャスミンやハーブのお茶がおススメです。
・ジャスミン
ジャスミン茶は、甘い香りを持っている花の部分が使われているので、とても良い香りを楽しむ事ができます。そして、このジャスミン茶は同じジャスミン茶であっても、種類は多くジャスミンの花の種類や、ベースとなるお茶の種類によって、そして加工の違いによっても大きく違ってくるので、自分の好みのジャスミン茶を見つけてみるのも面白いですね。
・ハーブ
ハーブ茶というと、数はとても多く様々なお茶があります。代表的な所だと、カモミールやオレガノ・オレンジピールなどがあげられます。それぞれ香りが違うので、自分の好みのハーブ茶を飲む事により、気持ちの緊張はほぐれていきますので、是非探してみて下さい。

●血行不良太りタイプ●
最後の血の巡りが滞っている事で太ってしまっているタイプの方の特徴は、全体的にコロコロとしているような太り方をしており、下腹が出ている体型です。外食しがちの人であったり、女性では生理不順のある人、そして肩こりの人に多いタイプとされています。血液がスムーズに流れない事で、老廃物が排出する事が出来ずに、代謝機能が衰えてしまい、エネルギーが効率よく消費されません。ですので、余った分が体脂肪として蓄積されてしまうのです。
≪おススメの食事≫
このタイプの人におススメの食時は、まずは血液を綺麗にする事を頭に入れて、脂質やコレステロールの高いもの・当分・アルコールを摂りすぎないようにしましょう。そして野菜中心の食生活をする事がおススメです。
ですが、生野菜や冷たい飲料などは身体を冷やしてしまうので、野菜を摂る際には火を通して温かい状態にして食すことがポイントです。
そこに、生姜やねぎ・ニンニク・唐辛子といった食材は身体を温める効果があるので、冷えを気にしている方は、こうしたものを一緒に摂取すると良いでしょう。
≪おススメの薬草茶≫
血液を促進するようなお茶がベストですので、クマザサやイチョウ葉のお茶がおススメといえます。
・クマザサ
日本でも昔から親しまれている植物で、民間薬として重宝されていました。栄養素が高く、今は粉末タイプの物から青汁タイプのものが販売されていたり、もちろんお湯で煮出して飲むタイプもありますので、飲みやすい形で接種すると良いでしょう。

・イチョウ葉
こちらも血液をサラサラにする成分が入っているのでおススメです。イチョウの葉だけでなく、飲みやすいように玄米や大麦などと配合して販売されている物もありますし、様々なメーカーから発売されています。それぞれに味が異なっていたり、効能もプラスαされていたりするので、自分が求めている成分で選んでみたり、味で選んでみたりと選択してみると良いでしょう。
以上、3つのタイプに合わせておススメしたい食事内容と薬草茶をご紹介しました。
水太り・ストレス太り・血行不良太りとタイプがありますが、それらが単一でおばさん太りになっているかというと、そうではなく複合して現れています。これは、身体の流れは水・気・血すべてが連動しているという事に繋がっています。一つが崩れれば、自ずと他の部分も崩れていくという考え方です。
体内の水分が滞れば、血のめぐりも滞っていきます。ストレスで身体の異変が表れれば、体内にある水分や血液にももちろん影響していきます。このように影響は広がっていき、体型の変化は起こっていくのです。
ただし、この体型の変化を解消していく上での解決方法として、自分のタイプを知る事は、おばさん太りを解消していく上で効果を得る上では必要不可欠な事です。そこからまずはアプローチをしていく事で、健康的な身体を目指しながら、太っている体型も解消していけます。
すぐに効果は表れませんが、毎日コツコツと続けていく事で、無理なく身体を良い方向へと改善していくので、運動と食事と、バランスよく出来る事を継続していきましょう!